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新井 昌明(あらい まさあき)さん

新井 昌明(あらい まさあき)さん
 

 平成16年12月に民生委員・児童委員に就任以降、津久井地区社会福祉協議会鳥屋支部の支部長、津久井地区社会福祉協議会副会長を務められ、高齢者の交流の場であるやすらぎステーションやふれあい・いきいきサロンの運営にも尽力されています。

 「高齢者の笑顔や感謝の言葉を聞くと、これからも頑張ろうという気持ちになります」と誰からも頼りにされている新井支部長です。

 

 

地域活動を始めたきっかけは?

 一番のきっかけは、民生委員・児童委員になったことです。当初は、何もわからず、特に担当する高齢者の顔と名前が一致しないこともあり苦労しました。私の担当区域は、2つの自治会なので、自分の自治会内の高齢者は分かりますが、他自治会の高齢者のことは分かりませんでした。ただ、津久井地区には、世代間交流や情報交換、介護予防の場である「やすらぎステーション」があり、そこに参加することで、多くの高齢者との交流ができ、また、訪問等を繰り返すことによって他自治会の高齢者とも親しくなることができました。 

 民生委員・児童委員の2期目以降は、たくさんの方の支援もいただいて地区社協鳥屋支部の支部長になり、また、自治会や老人会等民生委員・児童委員以外の活動も行うようになりました。

「やすらぎステーション」は、どのような活動をしていますか

 月1回、鳥屋獅子舞伝承館を使って、軽い体操やレクリエ-ションを中心に高齢者の交流を図っています。花見の季節には大型バスでの外出、毎年1月に行う鳥屋小学校の児童との交流会では、児童の創作劇の発表や高齢者との昔の遊びなどを実施しています。

 高齢者の笑顔や感謝の言葉をいただくと、これからも頑張ろうという気持ちになりますね。

 

先般、立ち上げた高齢者のサロンについてお聞かせください。

 高齢者を地域で支える仕組みづくりの場である津久井地区地域づくり部会に参加したこと、鳥屋支部内のメンバーがサロンを立ち上げたことがきっかけです。私も、いろいろと情報を集め、身近な地域にサロンが数多くあることが大事と考え、取り組んでみました。

 「やすらぎステーションへは、遠いので参加できないけれど、サロンの会場は近いので参加できる」と高齢者も喜んでくださり、始めて良かったなと思っています。

 

 しかし、呼びかけはしているけれど、参加していない高齢者もいます。そういった方々が参加しやすくするための工夫が今後の課題です。地域で顔の見える関係をたくさん作って交流を深めていきたいですね。

今後の抱負をお聞かせください。

 仕事をしているときは、地元に住んでいなかったので地域のことにノータッチでしたが、地元に戻り地域に関わってみると福祉活動の奥深さを感じます。

 これからも地元や昔お世話になった方々への恩返しも含め、しばらくは活動を続けていきたいです。

 

 

 

 


インタビューを終えて

参加する高齢者や障がいのある方だけでなく、地域の民生委員・児童委員、地区社協のメンバーからも頼りにされる新井さん。その活動範囲は、お住いの鳥屋地域だけでなく津久井全域に渡ります。

また、新井さんの周りで、「ありがとう」「また来るね」など、温かい声がいつも交わされています。新井さんのように、地域で活躍される方が今後より一層増えると嬉しいです!

 

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