相模湖ボランティア連絡会の皆さん
相模湖地区のボランティア団体・個人相互の連携を図り、ボランティア活動の普及、充実を通して社会福祉の向上を目的に平成12年8月に発足しました。今年で10周年を迎える活動について会長の甘利ミツ子さんにお話を伺いました。
相模湖ボランティア連絡会の活動についてお聞かせ下さい。
お話を伺った 会長の甘利ミツ子さん |
私たち相模湖ボランティア連絡会は合併前の旧相模湖町の時代である平成12年の発足以来、地区内のボランティア団体・個人の連携を図り、地域活動への協力や福祉やボランティアに関する研修や啓発活動を行ってきました。現在は12団体と個人3名、総勢926名で構成されています。構成団体は高齢・児童・障害等いわゆる福祉団体だけでなく、まちづくり支援や食生活改善運動団体等も含めた多様な構成となっているのが特徴です。研修は年1回開催しており、昨年度は静岡県にある盲導犬訓練施設「富士ハーネス」で研修を行ないました。
また福祉講座としては災害時の活動に関する訓練をここ数年、定例的に取り組んでいます。平成22年1月、市赤十字奉仕団津久井分団・相模湖分団と共催で「災害弱者支援ボランティア講座」(写真左)を開催しました。寒い時期でしたが約70名の方々が参加し、車いすを利用した災害時の救出活動を体験し、身近な地域での災害救援について考える機会となりました。
今年で10周年を迎えたとのことですが、活動を振り返ってみていかがですか?
私も当初から活動に参加していますが、会長としては初代の和智仁子さん、そして第二代の門司正明さんから引き次いで三代目になります。設立当初は初代会長の和智さんが中心となり、当時の相模湖町社協の支援を受けて5か月という短い準備期間でしたが立ち上げることができました。10周年を迎えた今年、10周年記念誌(写真右)を発行し、ささやかながら平成22年9月12日に「記念の集い」を開催しました。記念誌には和智さんより次のような言葉が送られています。「旧相模湖町には、個人や数多くのボランティアグループがありましたので考え方の異なりもありましたが、「ボランティア」という根っこのところでは結ばれていたので、個人や一団体ではできないことも数団体がまとまれば出来ることや、ボランティア同士の交流や意見交換の中から新しい事業の必要性が生じ、地域のお手伝いができればと皆様に声をかけました」この考え方は10年を経た現在も変わらず、継続しています。
今後の抱負をお聞かせ下さい。
まず、この10年を支えてくださった皆様に心より「ありがとうございます」とお礼を言わせてください。
そして今後は、時代にあった活動を心がけ、お互いに学び・支えあいながら、和を大切に今後も会の運営に力を注いでいきたいと思います。
役員を中心に、出来ることを無理せずに、息の長い活動を目的に今後もボランティア活動を続けていきます。また、今後は一人でも多くの方に会の存在を理解していただき、更に会員になっていただけるようアピールしていきたいと思います。
10周年を迎えた相模湖ボランティア連絡会では団体・個人を問わず会員を募集しています。相模湖地域での活動を考えている方、興味のある方は「さがみこボランティアセンター」までお問合せ下さい。042-649-0202