荒井 達雄さん(2015年2月)
荒井 達雄(あらい たつお)さん
昭和32年相模原市南区磯部生まれ、平成4年より下溝在住。1男1女の良き父親でいらっしゃいます。
子どもさんが通学していた麻溝小学校で知り合った方々が、前あさみぞボランティアセンターに関わっていたのがきっかけで、地域活動に参加するようになりました。現在は、麻溝地区社会福祉協議会副会長を務める傍ら、平成25年12月に再びできたボランティアセンターあさみぞの副センター長として地域で活躍されています。
地域活動を始められたきっかけを教えてください
平成11年に前あさみぞボランティアセンターで活動していた知り合いから声を掛けられたのがきっかけで活動するようになりました。当時は、イベントの主催(麻溝公園で行ったさねさし祭り、フリーマーケット等)、病院への送迎、草むしり等が主な活動でしたが、麻溝地区以外からも多くの人たちが参加されていました。
その当時の活動で印象に残っていることはありますか
さねさし祭は、全て自分たちで企画から実施、チケットの販売等行ったので大変でしたが楽しく活動できました。何事も楽しくないと継続しないですよね・・・5年間は続きました。ただ、残念なことに個人の車を利用した病院送迎の活動時に事故に遭い、活動は善意で行っていたものなのですが相手方と保険の関係でトラブルになってしまい、平成18年にあさみぞボランティアセンターは、活動休止になってしまい、同様にさねさし祭りも終了となりました。
JR相模線原当麻駅周辺の環境美化活動のボランティアは、その当時より行っているものです。駅を気持ちよく利用してもらおうと平成12年より月1回第4土曜日に、光明学園相模原高等学校、麻溝小学校、夢の丘小学校の先生と生徒たち、ワークショップ・フレンドの通所の方と職員の方々で行っています。ゴミの中には、たばこの吸い殻や、清涼飲料水の缶、ガム等が多いです。皆さんもマナーを守りましょう。
苦労されていることはありますか
こどもたちは、楽しくないと活動に出てこないし、行ってもつまらないと次回からは参加してくれないので、ボランティアに参加して良かったと思えるように常に考えながら接しています。毎年、3月には参加してくれたこどもたち全員に感謝状を渡しているんですよ。ボランティアセンターがなくなったので、個人名ですけれど・・・(笑い)
今後は、ボランティアセンターあさみぞが出来たので活動をお願いしたいと思っています。
ボランティアセンターの復活は
福祉コミュニテイ形成事業にて以前あったボランティアセンターを再度立ち上げて、地域での困りごとを地域で解決していこうと平成25年12月に開所しました。水曜日・土曜日午前10時~正午に活動しています。
ボランテイアセンターの運営は、フットワークの良い女性が多勢参加してくれると心強いですね。
ボランティアセンターあさみぞは、現在、県立相模原養護学校の登下校時の見守り、はやぶさ学園の農耕作業の手伝い、施設のイベントの手伝い、傾聴、将棋等の活動を行っています。
今後の抱負をお聞かせください
人間 誰しも 徳を積まなければならない。自分ができることを無理せず、人のために手伝えることがあれば行いましょう。また、ボランティアは、自分も楽しみながら活動しましょう。
インタビューを終えて
荒井さんは、会社経営をされており社長業務に追われている超多忙の中のインタビューでしたが快く受けて下さりありがとうございました。お住まいのある、下溝をこよなく愛し、人とのつながりを大切にされる荒井さんでした。