企業・法人の本業や持ち味を生かした福祉活動⑨
無理なく地域貢献できれば…「福祉の掲示板」を設置
株式会社大岡薬局
シリーズ第9回目は、南区相模大野3丁目にある「株式会社大岡薬局」様を御紹介します。代表取締役の大岡元様にお話を伺いました。
「福祉の掲示板」設置のきっかけは何ですか?
医療職として、薬局に来られるお客さんだけでなく、街で気になる高齢者等を見かけたら専門機関につなぐことも大切かなと思い、認知症サポーターの講習会に参加しました。そんな折、福祉の掲示板の設置を依頼されたので、無理なくできる地域貢献として協力しようと思いました。
高齢者の目にとまりやすいように、あえて下の方に設置しています。
シャッターの外側にあるので、いつでも見ていただけます。お店の立地柄、頻繁に掲示を依頼されますが、すべてお断りしています。福祉の掲示板は「福祉情報」という観点から特別に掲示しています。通りすがりの高齢者の目にとまりやすいように、掲示場所をあえて下の方にしています。用事がないと薬局の中には入りづらいでしょうが、ガラス面の掲示板は外からでも気軽に見えるので、良いと思います。
今後について、ひと言お願いします。
代表取締役 大岡元様
職員の方が、適宜に福祉情報の入れ替えに来ていただくので、お店に負担感は、ありません。 これで地域貢献していると言われるとかえって申し訳ないような…。
今後も情報発信場所としての協力は構いません。
〇相模原市社会福祉協議会より
現在、南区内に薬局、コンビニエンスストアー、銀行、不動産会社、中華料理店など、25か所に「福祉の掲示板」を設置しています。情報発信場所を増やしていきたいと思いますので、ご協力をお願いします。