小田康弘(おだやすひろ)さん ゆう子さん
大沢地区在住
康弘さんはイラストレーター
ゆう子さんは「笑いヨガ」のインストラクター
ご夫妻ともに36歳
笑いヨガとは・・・?
笑いヨガは「笑いの体操」と「ヨガの呼吸法」を組み合わせた健康法です。1995年にインド人医師のカタリナ博士がたった5人で始めたこの活動ですが、現在では全世界70カ国以上に広がっています。
笑いヨガを始めたきっかけを教えてください。
テレビを見ていて、たまたま知ったんです。日頃から運動不足を感じていたけど、ジムとかだと自分は性格的に飽きっぽいから続かないと思って。これなら面白くて健康に良さそうだし、何より年をとっても続けられそうだなと思ったんです。
どうせなら手に職があった方がいいと思って、思い切ってインストラクターの資格を取得しました。
地域活動をするきっかけは何ですか
相模原ボランティアセンターでいるかバンクに登録した時に、「自分の特技を活かしてみませんか?」と言われたんです。でも活動内容が多くて何をしていいかわからないし、活動場所が家から遠くて。それで、近くの社協(大沢地区社協)に行ってみたところ、「福祉サポーター」という制度があることを知り、登録したのがきっかけです。
これまでどのような活動をしてきましたか。
2012年にインストラクターの資格を取得して、翌年地域福祉サポーターに登録したのがきっかけで大沢地区の「楽しく体を動かす会(ミニリハ)」に誘われました。
インストラクターとして初めて30人の前でやった時はすごく緊張してしまって。
声を出し続けていると疲れるので途中で必ず深呼吸を入れるのですが、タイミングをとるのをすっかり忘れてしまいました。
大沢comcom.com 第1回目の事業。 みんなで「笑いヨガ」 |
どのようなところで活動されていますか
今のところ決まった場所は無くて依頼があったら対応しています。公民館や、病院の患者会に呼んでいただきました。
参加される方の情報を事前に聞いておいて、片手しか動かせない方、歩けない方等、身体の状態に合わせてプログラムを作るようにしています。
大沢地区の特徴はありますか
大沢は住民が楽しめるイベントが多いと思います。だから、自分が興味のあるものを見つけやすいのではないかな?地域に居場所を見つけられて、何より嬉しいですね。
小田さんが作成した 「大沢comcom.com」のマーク |
ご主人はイラストレーターで、パンフレット作り等にご協力いただいていますよね
ボランティアで絵を描くと、みなさんに褒めてもらえるのが嬉しいです。仕事でクライアントのイメージ通りに描けないとけなされることが多いですから。地域の方は温かいので、好きな事をして喜んでもらえるのは嬉しいし、ありがたいですね。
今後の活動をどのようにお考えですか?
ずっと続けていけるのか、みんな飽きないだろうか、と考えるときはあります。でも、笑いヨガは人と話しやすくなる効果があると思うので求められる限りこれからも続けていきたいなと思っています。
今回はインタビューのはじめに、ゆう子さんにお願いして笑いヨガを体験させてもらいました。笑いながら動くとこんなにも体がぽかぽかになるとは思いもしませんでした。
小田さんご夫婦のように、若い世代の方が福祉活動を通して地域に根付いていけたらよいなと思います。
お二人のますますのご活躍を期待しております。
※今回の「今月のいいひと」は社会福祉士実習で社協に来ていた橋立さん(聖徳大学)、石橋さん(駒沢大学)に作成していただきました!