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宮崎 景子さん(2014年9月)

宮崎さんとにこまるさん

宮崎景子(みやざき けいこ)さん
平成21年にファミリーサポートセンター援助会員として登録され、お子さんの保育園への送迎やご自宅での預かりなどたくさんの活動をされています。
「子どもと一緒にいられるだけで楽しいです」ファミサポの活動の他にも絵本の読み聞かせのボランティアなど大忙し。「子どもに関わる時間で埋まったら嬉しいんです」とにっこり笑顔の宮崎さんです。

 

ファミサポの活動を始めたきっかけを教えてください

空いている時間を使って何かお手伝いをしたいなと思っていたら、「社協さがみはら」の「援助会員募集」記事が目に留まりました。子育てのサポートを仕事としてではなく、地域のボランティアとしてお手伝いしたいと考えていたので、これはぴったり!と参加をすぐに決めました。

どんな活動をされていますか

保育園への送迎やお子さんの預かりの他に、週に3~4日、自宅から小学校までの送迎をしています。小学校1年生の頃からお手伝いをしていて、今年4年生になりました。
最初は、お子さんをお預かりするうえで、何かあったらどうしようという不安がありました。それでも、やってみようと思ったのは、ファミリーサポートセンターのアドバイザーさんから「活動で不安があったらすぐに相談して下さい」と言ってもらえたことでした。
大切なお子さんをお預かりする上で心配なことはもちろんあるけれど、何かあったら…と怖がっていたら何もできないし、やってみないとわからないと決意し、一歩踏み出すことにしました。
活動を積み重ねていくにつれ、子どもたちと少しずつ信頼関係もできてきたかなと感じられて不安がなくなりました。

活動を通して嬉しかったことを教えてください。

子どもと一緒にいられるだけで楽しいです!
保護者の方が自分に預けてくださることも嬉しいですし、「またお願いします」と言っていただけると「これで良かったんだな」と思えます。
人と人だから中には気の合う子・合わない子もいて関わりが難しいと感じることもあります。ときには自分にぶつかる子もいるけれど、その子がどうしてそんな態度をとるのか自分なりに理由を考えてみるんです。子どもが成長していくためには、さまざまな関わり方が必要だと思うんです。ときにはぶつかることも大切な役割だと思っています。
お手伝いをさせてもらえることが嬉しいんです。

インタビューに答える宮崎さん

活動で大切にしていることは?

ファミサポは有償ボランティアと考えています。自分にできる時間にお手伝いをします。利用する方にとっても同様ですが、予定を調整しても当日、急にキャンセルになることもあるんです。でもそれは、利用会員さんにとっては、ご家族で一緒にいられる時間が増えるのだから良いことなんですよね。私も「自分の時間ができたんだ」って思うようにしています。相手の立場になって考えることが大切なんだと思います。

ファミサポの特徴は?

お子さんをお預かりする上で、何かあればそれは自分が責任を負うものだと思っています。けれど、ファミサポという組織にいることで、悩みや心の傷を共有してもらえる安心感があると思うんです。
活動の中で気になったことを報告書に記載すると必ずアドバイザーさんが連絡をくれて話を聞いてくれるんです。個人で行うファミサポの活動では密室になってしまうけれど、話を聞いてもらえることで安心できるし、いろいろな子育てがあるんだなと思います。

今後の抱負をお願いします

もし、お預かりする子が小さいお子さんだったら、その子が公園で遊ばなくなる年齢までじっくり関わっていきたいです。地域のサポーターとして成長を見守っていけるように笑顔で頑張ります。


インタビューを終えて

子どもが描いた絵

宮崎さんのご自宅には預かったお子さんが描いてくれたイラストが飾られていました。
インタビューを通して、宮崎さんは本当に子どもが大好きでひとつひとつの活動を大切にしてくださっているのを感じました。
お子さんを預かる責任の捉え方や、何事も相手の立場になって考え、前向きに向き合う宮崎さん。地域の子育てを支えています。

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