尾崎 洋子(おざき ようこ)さん
緑区青野原在住。青野原地区婦人部、JA津久井青野原女性部活動から津久井地区社協青野原支部活動に関わり、平成16年から婦人部長、JA津久井青野原女性部会長を歴任しながら、平成20年から青野原支部長を務め、福祉活動はもちろん、よさこい「民舞愛好会&舞えびす」の代表も務めるなど様々な地域活動で活躍しています。
青野原支部活動を始められたきっかけは
地域の婦人会、JA青野原女性部活動から支部社協の活動に参加するようになりました。
支部社協は、今まで民生委員さんが中心に各自治会館を会場にやすらぎステーション(介護予防活動)を開催していましたが、地域が広いためみんなが定期的に参加できないことが課題でした。
そこで、みんなが集まりやすい場所を考えていたところ小中学校が浮かびました。青野原小学校、青野原中学校が隣接しており、学校で活動したら色々広がりが持てるのではないかと、ダメもとで学校と交渉して学校の空き教室を利用したやすらぎステーションをスタートしました。核家族が進む中で、子どもたちにも高齢者と触れ合っていただき、高齢者も地域のこどもたちとふれあう。道で会った時も気軽にあいさつする。そんな関係が始まりました。
やすらぎステーションではどのような活動をしているのですか。
学校の空き教室を使用して、世代間交流を中心に、参加者の高齢者企画、子どもたち企画とそれぞれで企画を経て活動しています。
地域の先輩たちからの昔の話や料理の話、青野原、津久井の話などを子どもたちに伝えたり、意見交換したり、子ども達と一緒に手芸や歌、ゲームなど様々な交流活動をしています。
12月8日はクリスマス会を子どもたちと一緒に企画し、しおり、ラクラク型抜きア-トなどを行いました。参加した高齢者の皆さんも子どもたちもめいめいに作った作品を見せ合っていました。また、敬老会などでは地域の子どもたちのよさこいなども披露して交流しています。
うれしかったことや印象に残っているエピソードはありますか?
婦人会活動や支部社協活動するかたわら、12年前によさこいに魅せられ、地域の子どもたちとスタ-トしました。子ども達と練習しているうちに、親たちも参加。大きな輪になっていきました。よさこいは、やる人も見る人にも元気を与えます。
子どもたちやお母さんたちのよさこいに、やすらぎに参加している高齢者のみなさんからも「すごい活気が伝わって元気になったよ。ありがとう」その言葉で子どもたちやお母さん私たちも逆に元気をもらいます。やすらぎのみなさんもよさこいを楽しみにしています。支部活動もよさこいもつながっているんだな-。みんなで支えあっているんだな-と思います。
今後の抱負をお聞かせください。
やすらぎや支部社協活動には多くの高齢者や子どもたちが参加してくれます。
ただ、活動している中で、男性の参加が少ないことと。最近、このやすらぎにも出て来られなくなった参加者が増えていることが気になっています。
こうした課題に対して支部や地域の皆さんと相談しながら訪問活動やご近所の声掛けやお茶会などの取り組みを行い、みんなが支えあい、ふれあえる青野原にしていきたいと考えています。声かけあえる顔の見える関係が大事ですから。
毎日のように忙しく地域で活躍されている尾崎さん。
やすらぎに参加する高齢者から「いつも楽しみにしているよ。元気がでるよ」の一言が励みと
おっしゃっていました。また、子どもたちとの交流も素晴らしく青野原はいいな!と思いました。