日本ハムマーケティング(株)
シリーズ第10回は、企業として本来の営業活動を行いながら、同時に社会貢献活動を進めることができる「寄附付き商品」の販売に取り組む「日本ハムマーケティング㈱横浜営業所」様を御紹介します。
この企画を立案し、実施された課長の今井誠也様にお話を伺いました。
「寄附付き商品」販売のきっかけは何ですか?
寄附付き商品の企画を立案・実施した日本
ハムマーケティング㈱横浜営業所の今井課長
弊社は、お中元やお歳暮ギフトなどの商品販売によってお客様に喜んでいただくことはもちろん、商品価値を高めるための方策として、お客様が大切にしていらっしゃる何かを御支えする仕組みを付加できないか、日頃から模索しておりました。
ちょうどコロナ禍の折、子ども食堂や無料の学習塾の活動が難しい状況だとの話もあったので、これらの活動を御支援するために、弊社が販売するギフト商品を購入すると、販売金額の10%が相模原市社会福祉協議会の「子ども健やか育成基金」に寄附される寄附付き商品を御用意することといたしました。
すばらしい取組ですが、誰でも寄附付き商品を購入することができるのですか?
商品注文することで気軽に子どもたちの支援活動に寄附が
できると、購入者からも好評です。
今年は、相模原市社会福祉協議会の会員施設や団体などに限定した試験的な取組として実施しました。
それでも皆様の暖かい御協力により、今年のお中元では、約5万円を相模原市社会福祉協議会の子ども健やか育成基金に寄附することができました。
企業にとって「寄附付き商品」は、本業に負荷を掛けずに社会に貢献できるメリットがありますので、社会にもっと広まると良いですね。
今後の展望について、ひと言お願いします。
お歳暮商品で気軽に福祉に寄与できます。
弊社には、以前から、埼玉県や神奈川県の共同募金会様などを通して、御購入いただいた商品から社会貢献が行える仕組みがありましたが、今後は、商品の御購入を通じて、相模原市社会福祉協議会が取り組む様々な福祉活動に賛同いただける方をより多く募ることにつながり、誰もが気軽に地域福祉に寄与できる懸け橋の役割が担えたらうれしいです。
〇相模原市社会福祉協議会より
日本ハムマーケティング㈱横浜営業所様から御寄贈いただいた寄附金は、住民主体の取組である「子ども食堂」や「無料の学習塾」など、市内の子どもたちを対象とした地域の福祉活動に活用させていただいております。御協力誠にありがとうございます。