シリーズ 若者が語る! 福祉のしごと・魅力発信 Vol.3
社会福祉法人 明恵会 特別養護老人ホーム グレープの里 石井 達也(いしい たつや)さん
「その日その日を楽しんで」
以前は、施工関係の仕事に就いていましたが「おばあちゃん子だったこと、そして人と接する仕事がしたい!」と思って介護業界に飛び込んだ石井さん。現在入職4 年目。介護を必要とし、自宅での生活が困難な方の日常生活のサポートを行っています。
「認知症等の症状でコミュニケーションの取り方で悩んだり、苦労することもあります。ただ、入居者さんの笑顔に元気づけられ、“ありがとう”の一言に“こちらこそ!”と言いたくなります」また、なるべく家での生活に近づけることを心がけているとのことで、縫い物を希望されたある入居者さんに対して「針をご自身で持ったままになるのは危ないので、針の持ち出し表の作成や活動場所を職員の目が届く場所に限定し、縫い物を楽しんでいただいています。入居者さんに一番近い立場にいる私たち介護職員は、毎日の生活を楽しんで送って
いただけるよう、日々工夫しながら仕事をしています」と笑顔で話されます。