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小沢 美千世さん(2013年6月)

小沢 美千世さんの写真

小沢 美千世(おざわ みちよ)さん
中央区矢部在住。
「まずはやってみよう、という気持ちで、自分ので  きることから無理なく始めました。」という小沢さん。
高齢、障害のある方をサポートするふれあいサービス協力会員、子育て中の方をサポートするファミリーサポートセンター援助会員として活動しています。

 

きっかけは母親の介護と自分のこれからのために

活動のきっかけは?

 92歳になる実母が、現在、九州の福祉施設で大勢の方のお世話になっているので、自分も何か役に立つことができないかと思い活動を始めました。
 私自身も体調を崩して入院をして、人との関わりが少なくなった時期に、医師から周りの人と関わりながら過ごすと良いと言われたことも活動を行う後押しとなりました。

活動を始められたのはいつ頃からですか?

 平成19年に市社協の広報紙「みんないいひと」を見て、「ふれあいサービス協力会員基礎研修会」が開催されることを知り受講しました。
 受講後にタイミング良く活動を紹介していただいて、ふれあいサービスの活動を続けて自信がつき、1年後にファミリーサポートセンター事業の援助会員の登録をしました。
 

小沢 美千世さんの写真2

「また来てね、来週も待ってるよ」その一言がうれしくて

活動を通してうれしかったことはありますか?

 現在、ふれあいサービスの活動を高齢者の方を中心にして、お掃除や通院の付き添い、お薬の受け取りなどの活動を行っています。
 活動を終えて帰るときに、「また来てね、来週も待ってるよ」と言っていただけることがあります。その一言がとてもうれしくて、活動を続けています。
 ファミリーサポートセンターの活動は不定期で、お話しがあったらお子さんを自宅でお預かりしています。
周りには「子どもを預かる自信がない」と言う方もいますが、あまり難しく考えずに「まずはやってみよう。」という気持ちで活動しています。活動中は「我を忘れる」感じですね。

自分が好きなことだから続けて来た活動

長く活動を続けるには?

 まだ、活動を始めて5年ですが、引き受けた活動は一所懸命に、心を込めて活動をしています。
 これまで続けてこれたのは、自分が好きなことをしているからだと思います。お掃除が好き、料理も好き、子どもも大好きなんです。なによりも、自分が楽しんでやることだと思います。

今後、どのような活動を?

 高齢の方の外出付き添でタクシーに一緒に乗っている時、「あの店は美味しいのかな」と聞かれたことがありました。「あの店で食べたい」、「コンサートに行きたい」、「美容院に行きたい」いろんな望みを叶えられるようサポートしていきたいですね。
 また、「ふれあいサービス」とを大勢の人に知っていただきたいと思います。「また来てね。来週も待ってるよ」と言っていただける感動を多くの方に伝えたいですね。
 


インタビューを終えて

小沢さんの静かな語り口の中に、利用会員とのふれあいを大切にしながら活動を楽しんでいる様子がうかがえました。

地域の担い手としてふれあいサービス協力会員、ファミリーサポートセンター援助会員の活動を支えてくださっています。

こうした「地域での支え合い」をもっと広げていくために、皆さんのご協力をお待ちしております。

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