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子育てママを支援~相模湖地区社協~(相模経済新聞平成27年2月20日号掲載)

相模湖地区社会福祉協議会 会長 江藤堅一

相模湖地区は、2015年現在、人口8575人、高齢化率32.3%と市内で最も人口が少なく、少子高齢化が深刻な地域です。相模湖地区社協では、地域の福祉団体と連携し、少子高齢化への支援に取り組んでいます。「地域に誕生した赤ちゃんを祝福したい。」と思いを込めて、ボランティアの手づくりのプレゼントを民生委員・児童委員、主任児童委員がお届けする『こんにちは赤ちゃん!さがみこぬくもり支援事業」を平成23年から開始。今年2月まで、166人にプレゼントをお届けしました。「手作りで温かみがあって嬉しかった」などと喜ばれています。

パペット人形作りに挑戦した講座の様子

パペット人形作りに挑戦した講座

その中で「子どものために自分で手作りしてみたい」との声があり、今年度、プレゼント作りを担当するボランティアと子育てママたちが手芸を通じ、交流を図るために、「子育てママの手づくり講座」を開催しました。講座では、ボランティアが制作内容の検討と準備、桂北公民館及び相模湖幼稚園が会場を提供。また、当日の保育は地域の保育ボランティアグループ『夢・民(むーみん)』が協力するなど、地域団体との連携により実現しました。「なかなか子どものおもちゃを手作りする時間がないので楽しく過ごせました」「保育があり、集中して制作できました」と、参加者とスタッフが共に楽しいひとときを過ごせました。

 

このほかに『相模湖地区子育てマップ』の発行、『夏休みみんなの遊び場』、絵本の閲覧や貸出をする『ぬくもり絵本コーナー』など、子育てを応援し、地域との絆作りに取り組んでいます。
地域での支え合いを大切に、心ふれあうまちづくりを目指しています。