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ふるさとに福祉を~光が丘地区社協~(相模経済新聞平成26年10月20日号掲載)

光が丘地区社会福祉協議会  飯沼 守会長

昨年12月、地区内の大規模分譲住宅「光が丘エコタウン」内に「光が丘ふれあいセンター」がオープンしました。住民による一般社団法人が運営する2階建ての活動拠点は、地域における自治会活動、福祉活動を主体とした施設です。
私たち光が丘地区社会福祉協議会はこの拠点で「福祉の相談窓口」と「にぎわい処」を開設しています。同窓口は毎週月・水・金曜日の午前10時~午後3時まで、ボランティアの依頼や活動相談を受け付けています。

にぎわい処の様子

高齢者などが会話を楽しむ「にぎわい処」

活動は障がいのある子どもの学校送迎、高齢者の日常生活のサポートなどです。同窓口の受付も担い、昨年は延べ1,000人以上のボランティアが活動しました。
「にぎわい処」は毎週火・木曜日午前10時30分~午後2時に開設。ボランティア「グループにぎわい」の皆さんによる美味しい日替わり定食が300円とあって、高齢者を中心に多くの人が食事と会話を楽しんでいます。同センターの開設により地域のつながりは広がりを見せています。これらの取り組みは1990年年から始まった「福祉の里づくり」のモデル事業が出発点です。

 

1960年代後半、この地に引っ越してきた人々が中心となり、新たな故里づくりのために福祉の視点で必要なことを考え始めたのがきっかけです。検討の結果、1995年に同窓口を開設。民間アパートなどを拠点としながら苦労を重ねて継続して来ました。長年の活動から「拠点が必要」という思いが「ふれあいセンター」として形に結実したと感じています。これからも地域の皆さんの思いを結集し、参加と協力を礎に活動していきたいと考えています。