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住民の交流を創出を~橋本地区社協~(相模経済新聞平成26年11月20日号掲載)

橋本地区社会福祉協議会  大内 聰一郎会長

橋本地区社会福祉協議会の活動拠点「ふれあいの家橋本“ぬくもり”」は、橋本駅から徒歩10分の一軒家です。相原高校の美術部が制作した看板と、彩りよく植えられた花壇が目印です。
昔のような地域のつながりが希薄になるなかで、新たな住民同士の関係づくりを目指して、2010年度から橋本地区社協は“ぬくもり”の運営を開始した。地域の高齢者サロンやさまざまなサークル活動が、ボランティアや自治会、民生委員の協力で盛んに開かれています。

園芸教室の様子

世代を超えた交流の場となった園芸教室です。

毎週木曜日は地域の男性ボランティアである「やってみよう会」の“ぬくもりよろず相談”を開催。週ごとに喫茶や将棋など趣向を凝らし、誰でも参加できる憩いの場としてにぎわいます。
第三金曜日には「ぬくもり介護予防・マッサージ教室」、第四火曜日には「ぬくもり子育てサロン」が開かれています。季節ごとには料理交流会や花壇を利用した園芸教室など、子どもから高齢者まで幅広い世代の人々が集います。

 

お料理交流会は、毎回小学生から70才以上の方まで20~30名の参加があり、いつも会場は満杯です。中でも甘味噌作りは好評で、普段台所に立つことがない男性や子ども達が慣れない作業に悪戦苦闘しながら調理に励んでいます。園芸教室では、ベゴニアやサルビアを農業経験の指導で育てました。子育てサロンに来た親子連れも参加し、世代間交流のきっかけとなっています。
さまざまな立場や年代の方々の出会いの場となっている「ぬくもり」。出会いを通して新しい人間関係や地域の活動が育まれています。