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地域で見守る~相武台地区社協~(相模経済新聞平成27年1月10日号掲載)

相武台地区社会福祉協議会 会長 高橋孝雄

相武台地区は、相模原市の東南に位置し、市の中で最も狭い面積の中に人口約2万人の方が生活されています。1960年代後半に建設された大規模な集合住宅への転入者も多く、高齢化率は28.2%となっています。「ひとり暮らしで不安を抱えた高齢者世帯」や「地域の中で人と人のつながりが少なくなってきた」などの課題を解決したいという思いで、相武台地区社会福祉協議会は、2011年12月、「支え合い(愛)相武台 見守り活動」を立上げました。

地域の情報を交換する活動員の写真

地域の情報を交換する活動委員

高齢者が孤立や孤独にならないように見守り、住み慣れた家や地域で安心して暮らせるよう応援しています。活動内容は、同地区を3つに分け、見守り活動員が希望者の家を定期的に訪問しています。自治会・民生委員・ボランティアなどの活動員が世間話を交えながら、健康状態をうかがいます。「新聞や郵便物がたまっていないか」「カーテンや雨戸が閉めたままになっていないか」などと気配りをしています。訪問時には、高齢者が被害に遭うことも多い「オレオレ詐欺」への注意や敬老会など地域の情報も告知しています。

 

活動員は定期的に集まって、班ごとに高齢者の困りごとや課題について情報を交換します。また、「認知症」について高齢者支援センターから講義を受けるなど資質向上にも努めています。
地域には、自治会館などで開催しているふれあい・いきいきサロンが8ヶ所あります。月1回程度の開催ですが、どこのサロンも大好評です。集いの場を増やせるよう地区社協としても考えていかなければと感じています。
地区社協の活動を地域の皆さまにもっと知っていただき、地域の支え合いの輪が広がるよう取り組んでいきます。