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地域住民と支え合い~津久井地区社協~(相模経済新聞平成27年5月10日号掲載)

津久井地区社会福祉協議会 会長 今井俊昭

津久井地区は、古い歴史を誇り文化財も豊富で、3月末には相模原インターチェンジと津久井広域道路が完成しました。市内中心部への利便性が向上している一方で、高齢化が進行し過疎化している地区を抱えるなど、多様な姿を持つ地区です。
地域は22地区でも一番広く、旧相模原地域の1.4倍の広さがあります。津久井地域全域で展開する「やすらぎステーション」活動を中心に地区内を9支部に分け支部ごとで特色のある活動を行っています。

にぎわい処の様子

やすらぎステーションで住民交流

同活動は、高齢者の介護予防と住民交流を目的に20年前から支部ごとに毎月1回、各地域の地域センターや自治会館などを利用し、体操やおしゃべり会、小学生との交流、陶芸教室など、担い手と参加者でメニューを相談して活動しています。住民交流サロン活動が広がっています。
交流場所に出かけられない独居、老夫婦世帯も増えている。課題を少しでも解決しようと小網地域の高齢者を対象に、「小網ふれあいネットワーク」を組織しました。

 

安心して住み続けられる福祉のまちづくりを目指し、民生委員を中心に地域住民による戸別訪問などを行っています。高齢者などを日常的に支援していく活動のほか、訪問のきっかけづくりとして、対象者には「安心袋」(懐中電灯、水、ビスコ、緊急連絡個人票)を配布しています。
活動は、中央、鳥屋支部にも広がり、現在、安心袋配布者約225名で、そのうち30人が声かけ見守り希望。配布した約225名の安心袋のメンテナンスを兼ねて、半年に1回の定期訪問を実施しています。
活動をきっかけにさまざまな地域課題に支部ごとに課題を共有し、活動を広げています。