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互いに支え合う麻溝~麻溝地区社協~(相模経済新聞平成27年6月10日号掲載)

麻溝地区社会福祉協議会 会長 仲川 邦廣

私たち麻溝地区社会福祉協議会は、相模川をはじめ5本の川が流れる緑豊かな自然に恵まれた地域にあります。近年は、宅地化され、人口も1万8千人を超えましたが、その一方で、近隣関係の希薄化から地域の中で孤立してしまう住民も増えています。
そこで、住みなれた地域で誰もが安心していきいきと暮らせるよう「いいまちあさみぞ安心見守りプロジェクト実行委員会」を発足しました。人との関わりを嫌がる方も少なくない昨今、「地域でのゆるやかな見守り」を合言葉に、見守りグッズ「安救さん」を70歳以上の単身高齢者などに配布しています。

単身高齢者に配布した「安救さん」

単身高齢者に配布した「安救さん」

「安救さん」には、相模原消防署と連携し、緊急時に対応しやすいように、かかりつけの医療機関等記入されている緊急情報カード・防寒シート・防犯ベル・ライトが入っています。現在、約300個配布しています。
また、地域住民のちょっとした困りごとを住民同士の支え合いで解決していこうと2013年10月に「ボランティアセンターあさみぞ」を開設し、毎週水・金曜日午前10時から正午まで活動しています。現在、会員登録は57人です。昨年度は延べ577人の方が支援しました。

 

高齢者世帯の話し相手、囲碁の相手、相模原養護学校の通学時の見守り活動などに取り組みました。最近では、ゴミ捨てや庭の草むしり等の活動も行っています。
相談ごとは増加傾向にあり、ボランティアの担い手不足が今後の大きな課題となっていくと思われます。一人でも多くの方のご参加をお待ちしています。