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担い手の育成へ~大野中地区社協~(相模経済新聞平成27年9月10日号掲載)

大野中地区社会福祉協議会 会長 伊藤重俊

大野中地区社会福祉協議会は、地区内の福祉団体と、公募で集まったメンバーを中心に、2013年4月に「福祉コミュニティ形成事業」をスタートさせました。改めて自分たちの住む地域の困りごとを整理するために、グループワークの手法を用いて丁寧に話し合いを重ねていきました。
大野中地区は、安全・安心のまちづくりや、防災・福祉など住み良い地域づくりを目指しています。日頃から自治会活動が活発に行われ、地区内の諸団体が連携、協力しながら地域活動が展開されています。その結果、担い手の不足という課題が見えてきました。

ボランティア講座できっかけづくり

ボランティア講座できっかけづくり

そこで、新たな担い手の育成のために、「大野中地区ボランティア講座」を2回開催しました。ボランティアグル―プのメンバーによる体験談の発表や車いす講習のほか、マジックや三味線などの特技を生かして活動をしている方のパフォーマンスを披露しました。工夫を凝らした内容で、地域住民が福祉活動をスタートするきっかけを作ることに成功しました。

 

また、「地区内にボランティアセンターを設置する」という目標に向かって、一丸となって準備を進めています。同アセンターは、地区の困りごとに対して、より速く、身近な住民同士で問題解決に向けて取り組むものです。
特に、介護保険法の改正や福祉サービスの多様化の中で、高齢者が制度の谷間に取り残されることのないよう、地域で安心して暮らせるような支援をしていきます。
ボランティアセンターの設置にあたり、共に地域で活動してくださる方を募集しております問い合わせは、同社協042-741-6695まで