トップページ > 地区社協のご案内 > 地域の絆づくり > 助け合いと支え合い~大野南地区社協~(相模経済新聞平成27年10月10日号掲載)

ここから本文です

助け合いと支え合い~大野南地区社協~(相模経済新聞平成27年10月10日号掲載)

大野南地区社会福祉協議会 会長 中島千尋

大野南地区は相模大野駅周辺を中心に大規模な商業地が形成され、首都圏への市の南の玄関口として発展してきました。   
現在の人口は市内22地区の中で最も多く、駅界隈は大規模マンションが、郊外には新興の住宅地が広がる一方で、住民相互の関わりが希薄化しています。
そこで大野南地区社会福祉協議会では、住民同士の助け合いと支え合いの関係づくりを目指して、高齢者の仲間づくりを目的に「ふれあいいきいきサロン」や子育て世代の情報交換などを目的に「子育てサロン」の活動に取り組んでいます。

「みんなのサロン」開催の様子

「みんなのサロン」開催の様子

「ふれあい・いきいきサロン」は13ヶ所で、また「ふれあい・子育てサロン」は、南区地域福祉交流ラウンジで実施いています。
それぞれ民生委員児童委員やボランティアが担い手となり運営し、毎回多くの方に参加いただいています。こうした仲間づくり・情報交換の場を地域の中にさらに広げて、サロンから地域の輪を広げていくことを目指しサロン活動の充実に取り組んでいます。
また、2014年度からは新たに、地域の困りごとをみんなで考え、地域の中で解決していけるしくみをつくることを目的に「福祉コミュニティ形成事業」に取り組んでいます。

 

初年度は、事業の検討を行い地域福祉推進委員会で、地域の福祉課題や大野南地区の状況などの話し合いを進めています。
具体的には、アクセスや交通面での課題のある地域でも、徒歩で行ける場所、相談できる場所が必要ではないかといった意見などが多く出されたことから、現在は、「身近な場所での地域の中の交流の場づくり」について検討を行っています。
このような活動をとおして、地区社協は地域の中に助け合いと支え合いの気持ちを育んでいきたいと考えています。